FC2ブログ
あっとまーくなコンサルティング
中小企業診断士の、技術系中年コンサルタントの日常
05 | 2019/06 | 07
S M T W T F S
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

目標達成へ、「問題点」→「課題」への転換
少し前になりますが、大阪で開催された、
関西VE大会に参加してきました。

三菱電機やJR西日本をはじめ、
多くの企業がVE適用の事例や推進事例などを
発表していました。


[製造業利益力向上コンサルティング]のホームページはこちら
〇ブログランキングに参加してます。 あなたの"ポチ"が励みになります。
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ にほんブログ村 住まいブログ 一戸建住宅(施主)へ
  

  
その中で、JR西日本のVE適用事例
とても印象に残りました。

駅にエスカレータを設置するなどの改良工事での
工期短縮の事例です。
90d5c8c1735b5c55df9c97e70b2f5beb_s.jpg

確かに鉄道の工事では、
大掛かりな工事で工期は掛かりますが、
列車を動かしながら、人が使いながらの
工事になります。

工事自身はもちろん、利用者の安全確保も必須です。

工事中の不便な状況をなるべく短縮することが
求められます。



この事例では、次のようなアプローチで
工期短縮を実現したそうです。

①前提条件の確認
”これは外せない”という条件ですね。
〇エスカレータ設置、安全/列車運行の確保

②制約条件の整理
上記条件のための制約事項を共通認識にします。
〇工事中のホームの通路幅など

③問題点の洗い出しと整理
なぜ工期が掛かるのかの要因を洗い出して
その要因をグループ分け・系統付けます。

④問題点を”反転”させ、
 何が実現出来たら工期短縮になるかの要因をリスト

「仮囲いが多い」→「仮囲いを減らす」
※ 問題→課題 への転換と言えます。

⑤実現するための、具体的なアイディアを発想して整理

「仮階段の部位を減らす」→「既存躯体を利用する」

⑥アイディアの評価と採用案の決定
発想されたアイディアを、経済性、
技術性(実現性)と、工期短縮効果で評価。
前提・制約条件を確認して、採用/不採用を決定


今回の発表によると、約50のアイディアが発想され、
その内約15個が実際に採用され、
工期を当初予定の 14ヶ月から10.5ヶ月に、
3.5ヶ月も短縮
できたということです。



私も良く鉄道を使います。

何年も前の京王線調布駅の地下化では、
工事の様子はほとんど判らない状態だったのに、
ある日突然! 地下ホームになっていて、
凄いなと思いました。
JR渋谷駅
 
 
今は、渋谷駅が周辺含めて大工事で、
その様子を結構見ることが出来ます。
湘南新宿ラインのホームが
少しずつ移動している!のも判ります。
(画像は JR東日本 プレスリリースより) 

鉄道の工事、長い期間、運行や人の流れを
止めることなく、安全に行われる裏には
こういう努力と”プロセス”も
行われているのかと思います。



先のプロセス①~⑥は、何も鉄道工事に
限ったことではありません。

新製品の設計はもちろん、
何がしかのプロジェクトや、
何かの改良・改善にも同じことです。

「問題点」→「課題」の転換

は、当たり前のようですが、

一度”「問題点」として洗い出す”という
プロセスが重要です。

何かを始める時”出来ない理由=問題点”は
たくさん出すことが出来ます。

裏を返せば、「その問題が解決すれば実現する」訳ですから、そこに注力することが必要です。

 
☆エンジニアの力を 企業の成長に!
☆エンジニアに もの作りの喜びを!


 

 
【目的思考で、課題解決!!】
先週は製造業の鹿児島工場に行ってきました。

製品、生産工程など多くの課題と改善ポイントが有りますが、
目的思考で、いくつかを解決しました。

 ”それの目的は何ですか?”




[製造業利益力向上コンサルティング]のホームページはこちら
〇ブログランキングに参加してます。 あなたの"ポチ"が励みになります。
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ にほんブログ村 住まいブログ 一戸建住宅(施主)へ
      


その企業は、50年近く製品を出しています。DSC_0627.jpg

事業開始当初の初代製品が大ヒットして、
世界各国で現在も2万台近く使用されているとのこと。

問題は、それらのメンテナンスをどうするか?です。
いろいろ手は尽くして来たそうですが、
どうにも部品が手に入らなくなってきて…。
当然、当時の設計者もいないし、回路図・機構図くらいしか情報は無い…。

このご時世、”部品供給”を理由にメンテナンスを止めて、
買い替えを進めたいところですが・・・。

一台数百万はするらしく、故障したからとなかなか買い替えしてくれない。
競合の事も有り、出来ればメンテナンス・修理して自社の製品を
継続して使ってもらえる状態にしたい…、訳です。


特に、機構的なセンサー部品の2種が特に入手できなくなり、
何とかならないか、というのが最重要課題の一つでした。




さて、工場で実際に製品を見て、触って説明してもらいました。
なかなか人に優しい、働き方改革にも繋がる素晴らしい製品でした。

で、問題のセンサー部品についての話になりました。

私の質問は、
 
 ”このセンサーの目的は?”

 ”センサーが付いているユニットの目的は?”
 ”このセンサーで計測しているパラメータは?”
 ”このパラメータを計測するのが目的か?
 ”そのパラメータで何をどう制御するのが目的か?”


です。

この回答をもらって、

 ”そのパラメータであれば、他の計測方法でも可能

との判断で、提案しました。

センサーの受けの回路図を見ると、
センサーそのものの出力と同じにしなくても、
良いことが判りました。


細かいところは、現在の回路の動作をもう少し詳細に
把握する必要がありますが、問題なく置換えが出来るでしょう。

これで、”部品の入手性の改善”という課題が解決され、
”初代機の寿命を延ばす”ことにより、
”顧客の信頼の向上、新規/買換え時の機会損失のリスクの減少”に繋げられます。




今回の課題解決のポイントは、”目的思考””機能本位の思考”です。

センサー部品自身を見ていては、”調達先を探す”ことにしかなりません。

ここで、”そのセンサーを使う目的、何のために、何を計測しているのか”を
考えることで、

”それなら、他の方法・センサーでも可能”という解決策に繋がります。


この思考と解決へのプロセスは、判ってみれば簡単なのですが、
なかなか最初から思いつくものではなく、
常日頃から、この思考をしていることと、
そのやり方を知っていくことが効果的です。


この”目的思考・機能本位の思考”はVE(バリューエンジニアリング)の
根本的思考です。

VEは、常にこの思考で課題解決を行う手法になります。




今回、初めて鹿児島に行きました。DSC_0656.jpg
 
間近で見た桜島は、なかなかの存在感でした。
また、この時期にしか手に入らないという、
安納芋を買ってきました。

焼き芋にしたら、蜜があふれ出ていて… 
美味しかったです。


 
☆エンジニアの力を 企業の成長に!
☆エンジニアに もの作りの喜びを!


 



【今年の漢字は「挑」】
平成最後の年、2019年の漢字は

「挑」

です。






[製造業利益力向上コンサルティング]のホームページはこちら
〇ブログランキングに参加してます。 あなたの"ポチ"が励みになります。
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ にほんブログ村 住まいブログ 一戸建住宅(施主)へ
      


2019年も既に2週間経ってしまったのですが、
念頭にあたって、恒例の(?)今年の漢字を決めました。41b2a4ce44a541aa8a068c6779e21ff5_s.jpg


「挑」: 挑む、挑戦の挑です。

こんどの4月で独立してちょうど3年が経過します。

 ”まだ3年しかたっていないのか~”

という感じです。
昨年の漢字は「躍」。

飛躍を目指し、

 ”何とかコンサルタントとしてやっていけるかな”

という感触を得たのですが、
今年は4年目に入るということで、
攻めに重きを置こうかと考えています。

そのためには、やはりいろいろなことに挑戦しなければ
先を切り開くことが出来ません。

そんな想いから「挑」としました。


挑戦のなかで、上手くいかないこと・失敗することも有るでしょうが、
それ自身が、経験となり次へのステップの肥やしになるはずです。


挑戦の様子を、ブログで書いていこうと思います。


 
☆エンジニアの力を 企業の成長に!
☆エンジニアに もの作りの喜びを!


 


Cybozu Daysに行ってきた
幕張メッセで行われたサイボウズ社主催の
 Cybozu Days 2018に行ってきました


サイボウズ社の年に一回の大掛かりなイベントです。
(大阪、愛媛などでも開催していますが)
 HPはこちら→https://cybozuconf.com/index.html#top



[製造業利益力向上コンサルティング]のホームページはこちら
〇ブログランキングに参加してます。 あなたの"ポチ"が励みになります。
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ にほんブログ村 住まいブログ 一戸建住宅(施主)へ
      


単独一社で、メッセの2ホールを借り切っての
イベントですから、なかなかのものです。

本社がとてもオープンでフランクな雰囲気のサイボウズさんですから、
このイベントもとっても楽しい雰囲気に包まれていました。
20181107-1.jpg


そういえば、イベントのキャッチが、

 「楽しいは 正義!」

ですからね・・・・・・。

 ※因みに、ゲストはSoftbankの孫正義氏、ではありません。
  今年は、南海キャンディーズの山ちゃんと、真鍋かおりさんです。



私がCybozu Daysに言った理由は、

 経営改善には、業務のIT化・クラウド化が必要な中小企業がまだまだ沢山ある

 企業に対して効果的な業務改善・IT化の提案をするためには、やはりITツール・環境についても 知っておく必要がある。

と思ったからです。

また、サイボウズの製品である、
Cybozu OfficeやKintone だけでなく、
APIを使って周辺のアプリを提供する
パートナーも多く出展しています。

そんな、アプリについても情報を得られる、というのも
理由の一つです。



で、どうだったかというと…

とても有意義でした。

サイボウズ社青野社長の基調講演の中で、
サイボウズのプロダクト、それらの今後の方向性
聞くことが出来ました。

OfficeやKintoneについては、
結構情報も有るし見ていたのですが、
Garoonやメイルワイズについては、
余り見ていなかったですから、
有り難かったです。


具体的なところでは、
kintoneのアプリ/ツールを開発してくれる、
パートナーさんと情報交換できたことです。


パートナーさんは、企業から依頼されて開発するのですが、
どうしても、現状分析・課題抽出・要求仕様定義の
労力が大きくなってしまいます。
でも、そこがちゃんとできていないと、
企業側として、本当に効果がある、改善に繋がりません。


なので、私のようなコンサルタントが、
現状分析・課題抽出・要求仕様定義まで、
してしまったうえで、
パートナーさんに実際の開発を依頼することで、

トータルではとても高効率の、
確実に改善に繋がるツールの開発が可能になるでしょう。


企業側としても、困っていること・やって欲しいことを、
ちゃんとわかってもらえるかという不安が有りますが、
ある意味、私が「翻訳者」となって、
パートナーさんに伝えることで、
確実に、業務改善に繋がるツールを
開発してもらえることになります。


そういうパートナー(SI)さんと
上手くコラボが出来ればと思いました。



もちろん、問題点の解決からどんな仕様が良いかを
考えるプロセスには、

 「目的-手段」の関係

が欠かせないです。


 
☆エンジニアの力を 企業の成長に!
☆エンジニアに もの作りの喜びを!


 


【第51回VE全国大会のオフィシャルスポンサーになりました】
今月23日、24日に開催される
第51回VE全国大会のオフィシャルスポンサーになりました。 



[製造業利益力向上コンサルティング]のホームページはこちら
〇ブログランキングに参加してます。 あなたの"ポチ"が励みになります。
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ にほんブログ村 住まいブログ 一戸建住宅(施主)へ
      


VE全国大会は、

◎VEの普及とVE技術の向上を目指し
◎国内外の企業、団体が成果報告や意見交換をする場


です。



VEに関しては、VES(Value Engineering Specialist)という
資格も取得していて、
日本VE協会の中の二つの部会に参加しています。

今回、オフィシャルスポンサーとして、
大会を後援し、VEの普及と技術向上に、
このような形でも貢献することにしました。
Logo_和名_catch-L


因みに、他には、三菱電機・IHI・サイゼリア などの
大手企業もオフィシャルスポンサーに名を連ねています。

大会公式HP

オフィシャルスポンサーになると、

◎大会パンフレットやスポンサーボード、プログラムガイドなどに
 会社ロゴが掲載


されます。



このような場は、私のような実質個人のコンサルタントにとって、
とても良いPRの場になります。

もちろん、大会自身にも参加して、
ビジネスに繋がる、繋がるきっかけを掴みたいと思います。




 
☆エンジニアの力を 企業の成長に!
☆エンジニアに もの作りの喜びを!


 





プロフィール

hachioji192

Author:hachioji192
50を過ぎた、技術系中年男。
 以前は、外資系ハイテク企業と呼ばれた会社に勤めていたが、2度の転職でベタベタの日本企業勤務を経験。
 電子回路の設計からソフト作成、FPGA設計などの開発をした後、マーケティングに異動して、販促・営業サポートなどをしていた。 あ、転職しても結局30年間、ずっと計測器に関わってきたわけだ。
 2013年夏から中小企業診断士目指し2014年度試験で合格し、2015年9月に診断士登録。 2016年4月に退職して、診断士として独立準備の後、個人事業主となる。
 2015年には区画整理で自宅を移転・新築し、新しい家に引っ越した。
2018年5月に、「アットマーク・コンサルティング合同会社」を設立し、代表社員に就任した。

訪問者数

最新記事

カテゴリ

検索フォーム

リンク

このブログをリンクに追加する